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サッカー日本代表 マスコミの「勝つ勝つサギ」に騙されないためには [ワールドカップ]

サッカーワールドカップブラジル大会で日本代表の予選リーグ敗退が決まり、
マスコミは敗因分析をおこなっています。

内容を見てみると、後手に回った時の対応が未熟だったというのが多いようです。
でも、これは専門家の人からみれば初めからわかっていたことではないでしょうか。

もしも中盤で後れをとったら、どのような対策をとるかを
あまり目にした記憶がないからです。
つまり、マスコミは初めから日本の予選リーグ敗退の可能性を
かなり強く感じていたのではないでしょうか。

なのに、目標は8強とか景気のいいことを言っていたのは、
まさに「勝つ勝つサギ」と言われても仕方がないでしょう。
これに乗せられたスポンサーやサポーターこそいい面の皮です。

今回のサッカー日本代表の結果は、その結果から2006年のドイツ大会に
似ていると言われています。
あの時はチーム内に内紛に近いものがあったと後に報じられました。
今回のチームにそういった類のものがあったのかはわかりませんが、
ラグビーファンの立場からすれば、2011年のラグビー日本代表に
近いものがあると思います。

2011年のラグビーワールドカップに出場した日本代表は、
その数か月前に行われたパシフィックネーションズカップに優勝、
本大会での躍進を期待させるものでした。
ところが、1分け3敗の結果に終わりリーグ最下位となっています。

本大会前まで好調だけれど、本大会で期待を裏切る結果となったのはまさに同じです。
ただ、2011年当時、この結果をほぼ予測していたのが、
現在のラグビー日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズでした。

彼は日本代表のワールドカップに向けた準備を批判的に論じ、
よくて1勝でしかできないとコメント、結果はほぼその通りになりました。

現在日本ラグビーはその轍を踏まないよう、
ワールドカップ8強の大目標を掲げ一歩ずつではありますが、着実に前進しています。

ワールドカップ本番は2015年なのでまだ結果はでていませんが、
うわべだけの実力強化でないことは世界中が認めていて、
こんどこそという期待を抱かせます。

この方針を日本サッカー協会も参考にすべきでしょう。
まずはこの4年間で何を目標にするか大目標を明確にすべきです。
その目標に向けて1年毎の達成状況のチェックと改善案を立案し、実行する。
その繰り返しこそが再生につながります。

日本サッカー協会は今年度の予算として、ワールドカップ8強の国に支払われる
賞金を前提に組み立てているとのこと。
ただの大ばか者と言われても仕方がありません。
一般企業の経営者なら即時退任を余儀なくされることでしょう。
いつの間にかマスコミが作り上げた幻影に自らだまされたのでしょうか。

今後の4年間にそうならないためにも、
協会自らがしっかり目標と成果の管理を行う必要があります。
そしてその結果をしっかり公表する。
そうすればサポーターにも現状把握ができて
マスコミ報道に踊らされることはないでしょう。

サッカー日本代表はとても大きな金の卵になっています。
これからもマスコミは「勝つ勝つサギ」をあの手この手で繰り広げてきます。
サポーターは現在の代表の立ち位置をしっかり見定めるだけの観戦力を身につけて、
「勝つ勝つサギ」に騙されないようにしてください。

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サッカー日本代表敗退 これでテレビも正常化するでしょうか [ワールドカップ]

サッカー日本代表がコロンビアに敗れ、サッカーワールドカップブラジル大会での
決勝トーナメント進出はかないませんでした。
残念な結果ではありますが、これで少し日本中が落ち着くのではないでしょうか。

1993年のJリーグのスタートや、ドーハの悲劇と呼ばれるワールドカップアジア予選から
サッカー熱が高まり、サッカーが国民的な関心事になったことは認めますが、
それにしてもテレビで朝から晩までサッカーばかりというのは、
やはりやりすぎでしょう。

時差の関係で、ゲームはよく日本時間の深夜から早朝にかけて行われています。
出勤・通学前の朝は情報収集や天気予報の確認など、大切な時間です。

サッカーの視聴率がいいのでテレビ局もやるのでしょうが、
サッカーどころではない人が大勢いることもわかってほしいものです。
おりしも、前日の夜に池袋で暴走者が人をはねて死傷させるという事件がありましたし、
三鷹では大粒のひょうがふり、25日も同じような天気になる可能性があるとのことです。
また、集団的自衛権の与党協議が大詰めを迎えていますし、
アベノミクスの成長戦略についての安倍首相の記者会見もありました。
ワールドカップよりも、こういった内容の報道の方が重要だと思うのですが。

あと、もう一つ不愉快なことがあります。
サッカーの元選手が試合の解説などでいろんな番組にでてきますが、
中には現役時代にマスコミやファンを小馬鹿にした対応をとった人物が
しれっとでていることです。

現役時代では有料の自分のブログでしか意見をいわなかったくせに、
お金に困ってきたのか地上波で笑顔を振りまいています。
マスコミも無礼な対応をされたのに、
わざわざ頭を下げてでてもらう神経がわかりません。

三浦カズ選手や長友選手が引退したらいい解説者になると思いますので、
こういった人物をどこかに追いやってほしいですね。

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日本対ギリシャ戦はスコアレスドロー 「敗因」はどこに? [ワールドカップ]

日本対ギリシャ戦は、多くの決定機がありながら決めきれず、
0対0のスコアレスドロー。
最低限の目標の決勝トーナメント進出はかなり厳しくなりました。
なので、タイトルもあえて「敗因」とつけています。

この試合、良くも悪くも日本のサッカーの現状を示した試合だったと思います。
中盤でパスを回し、サイドからクロスを上げても最後が決めきれない。
どの国も最大限に仕上げてくるワールドカップで見せる試合こそ、
その国の実力があらわれるというもの。
今日の試合はまさにそれでした。

1998年に初出場した時から、ずっと同じ映像をみている感じがします。
かつては日本国内のチームからの選抜でしたが、
いまでは多くの選手が海外でプレーしています。
なのに、同じようなプレースタイルになるのは何が原因なのでしょうか。

それは中盤の選手はいても、軸となるFWの選手で海外で
活躍している選手がいないことではないでしょうか。

中盤の選手の海外でのプレーの輝きは、
同僚の外国人選手の能力にも助けられている面があり、
そこまでの技量をもたない日本人のFWではそのレベルに合わすしかなく、
全体的にそれなりのレベルになってしまうのでしょう。

現在JリーグのチームがACLでも勝てていない現状からすると、
当面この状態が続くことになります。
日本人ストライカーの育成が急務になるでしょう。

ここは、協会がチームの垣根を越えて有望選手を集めて1年に何度か合宿を張り、
一流の外国人指導者を招聘して育成するプロジェクトのようなものを
立ち上げられないものでしょうか。
チーム任せだとチームの勝利が最優先になるので、
チームなりの強化しかできないことになります。

協会はかなり潤沢な台所事情と報道されています。
チームに迷惑料払ってでも、選手強化のプロジェクトに着手してほしいと思います。

あと、気になったのが本田選手の「ギリシャは引き分け狙いだった」というもの。
負け惜しみならまだいいのですが、本当にそう思っていたなら勝てなくて当然です。

ギリシャが日本と引き分けたら、得失点差で最下位のまま。
決勝トーナメントに行くには、最終戦に勝つことが絶対条件の上に、
日本が負けるという前提が必要になります。
コートジボワールと日本と比較して、日本戦に必勝態勢で臨むのが当然だと思います。

にも関わらず、引き分け狙いでくるという相手分析はありえないと思います。
首脳陣と選手間、また選手同士でも認識にすれがあるような気がしてなりません。
試合後のロッカールームの雰囲気が容易にイメージできそうです。

いずれにせよコロンビアに勝ったうえで、
ギリシャの最少得失点差での勝利を願うのみという他力本願。
どんな結果になったとしても、
日本中をばか騒ぎに巻き込んだ責任をきっちりとってほしいところです。

サッカーワールドカップ日本代表 ギリシャ戦はどう戦う? [ワールドカップ]

サッカーワールドカップの日本初戦、リードしていたコートジボワールは
終了間際に露骨に時間稼ぎをしていたことに、
結構な数の批判が寄せられているようです。

サッカーではある意味当然の行為なので、
どうしてそんなに批判するのかよくわかりませんが、
日本が得点できそうな感じはまったくなく、
逆に攻めてこられたらあと2~3点はとられていたかもしれません。
むしろラッキーだったと思うのですが。

さて、20日のギリシャ戦。
当然勝たなければ先はない訳ですが、
3戦目のコロンビアがほぼアウェーのことを考えると、
大量得点での勝利が望まれます。
3戦目はよくて引き分けと考えると、
他のチームとの得失点差で決まる可能性が高くなるからです。

コートジボワール戦後の日本代表については、
リカバリーの活動程度であまり練習の動きは報道されていませんが、
‘チームの一体感’とか‘気持ちの切り替え’とか
精神面での発言が多いのが気になります。

長友選手が分析していましたが、コートジボワールは香川・長友に人数をかけて
プレッシャーを与えることで日本の攻撃を無力化しました。
初戦の内容から、ギリシャも同じ戦術をとる可能性は高いと思われます。
その時、日本代表はどう戦うのか。
比較的フリーになる右サイドからどのように攻撃を組み立てるのか、
この辺りの対策が重要でしょう。

手の内を見せる必要は全くないので、
どのような対策をとるのか当日までのお楽しみではありますが、
問題はザッケローニ監督の采配。

初戦の最後の方は練習でも試したことのない
フォーメーションを指示したザッケローニ監督。
これまでにない状況にパニックを起こしたのかもしれませんが、
指揮官がこれでは困ります。

ギリシャは必ず日本のストロングポイントをつぶしに来ます。
その時、日本の力が上回っていれば問題ありませんが、
コートジボワール戦同様無力されたときにどうするのでしょうか。

あっさり香川の見切りをつけて別の選手を投入するか、
ポジションチェンジを試みるのか。
指揮官としての肝の据わり方も含め、彼我の戦力分析と作戦の立案。
そして、その作戦を実行できるだけの選手の能力の有無。
日本サッカーの底力が問われる一戦になりそうです。

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サッカーワールドカップ日本敗戦 今一度敗因分析を望みます。  [ワールドカップ]

サッカーワールドカップブラジル大会で、
日本代表は初戦のコートジボワール戦を落としました。
残念な結果ではありますが、
自分の立ち位置を考えるいい機会かもしれません。

試合後の選手たちや解説者の話で必ずでてくるのが、
「日本のサッカーができなかった」というもの。

少し傲慢な物言いのような気がするのは私だけでしょうか。
「~できなかった」というのは、
自分たちの実力を発揮できなかった時に言う言葉でしょう。

でもどうでしょうか。
「できなかった」のではなく、
「やらせてもらえなかった」と見るべきではないでしょうか。

つまり、日本代表よりもコートジボワールの方が、
数段実力が上だったのではないでしょうか。

「できなかった」という言葉の裏には、
実力を発揮できれば勝てたはずという意味が隠されているように思います。
ただ、相手の実力を発揮させないようにするのもゲーム戦術の一環のはず。
この点、コートジボワールとはかなりの差があったのではないでしょうか。

いくら親善試合でいいゲームをしても意味がありません。
本番であるワールドカップでの試合運びこそ、
その国の実力が表されるはずです。

試合前は、選手個々の実力はコートジボワールの方が上だけれど、
チーム全体としては日本代表の方が上という下馬評が一般的でした。
選手個人でもチーム全体でも差があれば、勝てるはずがありません。

チームとしてどのような強みがあったのか、
その強みを消されたら次はどうするか、
今一度対策を練る必要があります。

わずか4日しかありませんが、分析担当者は4日徹夜してでも
作戦を立案しなければなりません。
現状では、日本代表のストロングポイントが消されたら
何もできない状態になっています。
その練習はやっているはずなので、どのように本番で活かすか、
首脳陣の腕のみせどころでしょう。

もう一つ、あまりにもチーム全体の動きが鈍かったと思います。
明らかにコンディション調整の失敗でしょう。
むしろ、こちらの方が重大です。

ブラジルの気候に合わせて初戦にピークをもっていく予定だったはずですが、
全く逆の結果でした。
こうなると、リカバリーの方法はかなりきつくなるはず。
よかれと思ってしたことが裏目に出た訳ですから。

たしか、サッカーは他の競技にノウハウを提供するほど
コンディション調整には自信をもっていたはず。
この失敗はかなり大きな問題をはらんでいます。

現在の日本代表はヨーロッパでプレーしている選手が多くいます。
日本で過ごしている選手であれば有効だった方法が、
彼らには逆効果になった可能性があります。

そうなると、日本組と欧州組とで調整方法を変えなければなりません。
そうなると統一した練習も難しい。
かなり厄介だと思います。

現在は次戦に向けた最大限の努力をすべきですが、
今回の調整方法を今いちどレビューし、
何がよくて何が悪かったのか、しっかり把握する必要があると思います。

まだ終わったわけではありませんが、
今後も継続した取り組みは必要です。
失敗したからこそ分かることも多いはず。
しっかりしたレビューを望みます。
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