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サッカーワールドカップ日本敗戦 今一度敗因分析を望みます。  [ワールドカップ]

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サッカーワールドカップブラジル大会で、
日本代表は初戦のコートジボワール戦を落としました。
残念な結果ではありますが、
自分の立ち位置を考えるいい機会かもしれません。

試合後の選手たちや解説者の話で必ずでてくるのが、
「日本のサッカーができなかった」というもの。

少し傲慢な物言いのような気がするのは私だけでしょうか。
「~できなかった」というのは、
自分たちの実力を発揮できなかった時に言う言葉でしょう。

でもどうでしょうか。
「できなかった」のではなく、
「やらせてもらえなかった」と見るべきではないでしょうか。

つまり、日本代表よりもコートジボワールの方が、
数段実力が上だったのではないでしょうか。

「できなかった」という言葉の裏には、
実力を発揮できれば勝てたはずという意味が隠されているように思います。
ただ、相手の実力を発揮させないようにするのもゲーム戦術の一環のはず。
この点、コートジボワールとはかなりの差があったのではないでしょうか。

いくら親善試合でいいゲームをしても意味がありません。
本番であるワールドカップでの試合運びこそ、
その国の実力が表されるはずです。

試合前は、選手個々の実力はコートジボワールの方が上だけれど、
チーム全体としては日本代表の方が上という下馬評が一般的でした。
選手個人でもチーム全体でも差があれば、勝てるはずがありません。

チームとしてどのような強みがあったのか、
その強みを消されたら次はどうするか、
今一度対策を練る必要があります。

わずか4日しかありませんが、分析担当者は4日徹夜してでも
作戦を立案しなければなりません。
現状では、日本代表のストロングポイントが消されたら
何もできない状態になっています。
その練習はやっているはずなので、どのように本番で活かすか、
首脳陣の腕のみせどころでしょう。

もう一つ、あまりにもチーム全体の動きが鈍かったと思います。
明らかにコンディション調整の失敗でしょう。
むしろ、こちらの方が重大です。

ブラジルの気候に合わせて初戦にピークをもっていく予定だったはずですが、
全く逆の結果でした。
こうなると、リカバリーの方法はかなりきつくなるはず。
よかれと思ってしたことが裏目に出た訳ですから。

たしか、サッカーは他の競技にノウハウを提供するほど
コンディション調整には自信をもっていたはず。
この失敗はかなり大きな問題をはらんでいます。

現在の日本代表はヨーロッパでプレーしている選手が多くいます。
日本で過ごしている選手であれば有効だった方法が、
彼らには逆効果になった可能性があります。

そうなると、日本組と欧州組とで調整方法を変えなければなりません。
そうなると統一した練習も難しい。
かなり厄介だと思います。

現在は次戦に向けた最大限の努力をすべきですが、
今回の調整方法を今いちどレビューし、
何がよくて何が悪かったのか、しっかり把握する必要があると思います。

まだ終わったわけではありませんが、
今後も継続した取り組みは必要です。
失敗したからこそ分かることも多いはず。
しっかりしたレビューを望みます。


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