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日米韓首脳会談の実現の陰で [国際関係]

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日米韓の首脳会談が、
オバマ米大統領の仲介で実現しました。

ニュースや色々なサイトを見てみると、
3人が笑っているのもあれば、固い表情を浮かべているものもあり、
実際のところどういう雰囲気だったのか、よくわからないところがあります。

共通の課題である北朝鮮対応を中心にした安全保障の問題が会談の
主な議題だったようです。

確かに、北朝鮮の核は日本にとって脅威には違いありませんが、
最近の韓国の動きを見ていると、北朝鮮の非核化については
熱心ではないと思います。

その理由は中国との関係に見ることができます。
わざわざ日米との首脳会談の前に中国の習近平主席との会談を設けています。
「日米と話すけど、中国を裏切るようなまねはしませんよ」
とのシグナルに思えます。

歴史的にみて韓国は中国の属国同様。
日本・アメリカとの関係など、第2次大戦後のわすかな期間でしかありません。
北朝鮮がなくなって統一国家になったならば、
直接的な脅威がなくなり、中国を君主国とみなす先祖返りが起きます。

むしろ、日本との関係を脅威と感じてもおかしくありません。
そうなれば、中国の力を借りて対抗すると考えているはずです。

北朝鮮を併合した韓国の切り札は、
北朝鮮が作った核兵器です。
労せずして核保有国になります。

日本に対する圧力にもなりますし、中国にも一定の発言力を
確保できるでしょう。
逆にもし核廃棄を廃棄すると決めたなら、
世界中に発表することでしょう。

世界初の核兵器廃棄国となります。
どちらにしても韓国にとって悪い話ではありません。

北朝鮮はロケット弾やらミサイルやらを発射していますが、
戦争などできっこないと韓国は見切っていると思います。
あとは、熟した柿が落ちるだけ。

統一国家の実現はそう遠くないと考えていると想定すれば、
今回の首脳会談など単なるセレモニーにしかならないでしょう。

アメリカは北朝鮮が核兵器をもったことで
やっと真剣に北朝鮮問題に取り組んだようですが、
統一朝鮮が半島に誕生したならば、どうするつもりなのでしょうか。

そしてその時日本は。
元寇以来の危機になるかもしれません。



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