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花燃ゆ 第27話 妻のたたかい とにかくわかりづらい大河です [大河ドラマ]

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NHK大河ドラマ「花燃ゆ」。
27話は「女の戦い」です。
この回で主人公の文の夫の久坂玄瑞が死亡します。
吉田松陰の死に続いて、前半のヤマ場の回といっていいでしょう。

「棒」と揶揄される久坂玄瑞役の東出昌大さんはどのような演技をみせてくれるでしょうか。

さて、相変わらず「花燃ゆ」の視聴率がよくないようです。
6月26日放送分は10%を切ったと報道されていました。

確かに、見ていてわかりづらい部分が多々あります。
吉田松陰が生きていた頃は、吉田家の視点で描かれていましたので、
国内外の情勢自体はあまり気になりませんでした。

ところが松陰の死後は一気に長州藩や日本全体の話となり、
話を理解するには当時の朝廷や幕府、諸藩の動きを示していかなければなりません。

この部分が「花燃ゆ」では全く不十分です。
21世紀に生きる人間には日本史の知識がありますから、
今後歴史がどのように動いていくかわかっています。

だからこそ、その時々の時代の主役たちがどのような心境でことにあたっていたかを見せていく必要があると思います。

これまで見ていると、なんとなく池田屋事件が起きて、なんとなく禁門の変が起きたとしか思えません。
吉田家の視点というミクロの視点で描くのなら、それなりの方法でまとめるべきだったと思います。

幸か不幸か、これからは大奥編ということで歴史の流れからは少し離れると思います。
長州藩内の、さらに城内での出来事をメインとして進めていくのなら、まだ挽回の余地はあると思います。

シナリオのもう一頑張りを期待したいです。



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