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花燃ゆ 第3話 ついてない男 今年大河の方向性を決める回になりそうです [大河ドラマ]

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NHK大河ドラマ「花燃ゆ」。
第3話は「ついてない男」というサブタイトルです。
NHKステラによると、主人公の文と後に結婚することになる久坂玄瑞と文との出会いがあるようです。
これまで2週分が放送されましたが、第1話と第2話ではかなり描き方に違いがあるように思います。

「幕末男子の育て方。」のキャッチコピーを裏切る骨太の演出だった第1話に対し、コピー通りだった第2話。
なにせ、吉田松陰が脱藩する経緯が全く描かれていなかったのはビックリ。
江戸で勉学に励む姿を視聴者に見せたあと、いきなり脱藩した結果が家族のもとに届くという筋書き。
従来の大河であれば間違いなく松陰が苦悩する姿を描いていたはずです。
これではただの秀才のお坊ちゃまが、自分のわがままを通したとしか思えない内容です。

その分、姉の寿の縁談をめぐる話や、小田村伊之助への恋心などを丁寧に描いていました。
確かに歴史ドラマというよりは、恋愛ドラマの趣。この内容なら民放でも、とは思います。

第3話では、馬関(下関)に黒船が来航するという噂がながれて、大騒ぎになるようです。
また、松陰が黒船に乗り込むエピソードも描かれるようです。
第1話に戻るか、第2話をそのまま引き継いでいくのか今後のドラマの方向性が見える回になるのではないでしょうか。

ところで第2話で早くもかたせ梨乃さんが演じる人が亡くなりました。
かたせさんほどの女優さんをたった2回分だけで終了とは、豪勢な話ではあります。



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