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花燃ゆ 第4話 生きてつかあさい 低視聴率もむべなるかな [大河ドラマ]

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NHK大河ドラマ「花燃ゆ」。
どうも視聴率があまりよろしくないようです。
これまで3回みたところでは、これまでの大河ドラマとはかなり趣が違っています。
かといって、斬新な試みがされているわけでもなく、なんとも中途半端な印象を受けます。

今年の主人公は吉田松陰の妹という、ほぼ無名の人。
だからこそ色々な冒険も可能になるのでしょうが、その冒険がまったく伝わってきません。
まだ、史実を無視しまくった「江」の方が冒険的だったのではないでしょうか。

第3回では密航を企てる吉田松陰に対し、松陰の兄が翻意するよう説得する場面がありました。
史実かどうかはわかりませんが、松陰役の伊勢谷友介と兄役の原田泰造の渾身の演技だったと思います。
この兄の説得を受けたなら、松陰もそれなりに心が動くと思うのですが、このあたりはまったく描かれていませんでした。
これでは視聴者が感情移入するのも難しいでしょう。

脚本か演出かはわかりませんが、役者さんたちが気の毒に思えた放送でした。

さて、今週は第4話「生きてつかあさい」です。
吉田松陰の密航が失敗し、死罪になるかもしれない状況のもと、助命に動く文の姿が描かれるようです。
公表されているストーリーからは従来の大河の雰囲気が伝わってきますが、さてどうなるでしょうか。


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