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進化続けるラグビー日本代表 名将エディー・ジョーンズはいつまでいてくれるのか? [ラグビー]

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ラグビー日本代表が6月21日にイタリア代表と東京・秩父宮ラグビー場で試合を行い、
26対23で見事勝利しました。
世の中がサッカー一色であまり報道されていませんが、快挙です。

イタリア代表はランキングこそ日本より下に位置づけられていますが、
レベルの高いヨーロッパの6か国対抗に出場している強国の一つ。
これまでの対戦ではすべて敗れていました。
それがホームの有利さがあったとはいえ、危なげない試合運びで快勝しました。

2011年のワールドカップでは2勝を目標にしたものの1引き分け3敗の結果しか残せず、
グループ最下位に沈みました。
どこか現在のサッカー日本代表と似ています。
その沈滞した日本ラグビー界が最後に頼ったのが
当時サントリーで監督をしていたエディー・ジョーンズ氏。
オーストラリア代表のヘッドコーチ経験もある実は世界的な名将の一人です。

そのエディーさんが率いた途端、
あれよあれよとばかり日本代表は強くなっていきました。
指導者が変わると組織はここまで変わるのかという典型的な例として、
いい研究材料になると思います。

ラグビーは格闘技の要素もあるコンタクトプレーが中心となるスポーツ。
体格に劣る日本人は欧米諸国には勝てないと最初からあきらめていたところがあります。
それを日本選手の潜在能力を見定めて、
日本独自の強化策を打ち出していったエディーさん。

つい数年前まで日本の弱点だったスクラムを強化して、
逆の日本の武器にしたことなど日本人の指導者ではまずできなかったことでしょう。
世界を知り、また日本人の特徴や気質を知っていたからこそできたことだと思います。

残念ながら、日本人の指導者でエディーさんに匹敵する能力の人は見当たりません。
過去のしがらみなどが邪魔をすることがあるのでしょう。
代表優先などの思い切った改革は、
やはり外国人指導者頼みになってしまうのかもしれません。

2015年まではエディーさんが率いてくれますが、
ワールドカップが自国開催になる2019年はどうなるでしょうか。
エディーさんがそのまま引き受けてくれればいいですが、
8年間の長期政権になりますし性格からしてその可能性は低そうです。

幸い、現在トップリーグの各チームにはエディーさんと
同じレベルの指導者が少なからずいます。
日本ラグビーに理解をもってもらい、その中からまたエディー路線を
引き継いでくれる人が出てきてくれればいいのですが。



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