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ウインドウズ スマホ・タブレット向けOSを無償提供に [ビジネス系]

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米マイクロソフト社が基本ソフト(OS)である
ウィンドウズの一部無償化を決めたそうです。
スマホ・タブレットが対象のようです。

マイクロソフト社は、ソフトのライセンスで
収益を挙げていたのはご存じのとおり。
その収益源を一部とはいえ手放したのですから、
事業の一大転換と言えるでしょう。

90年代後半、ほぼマイクロソフトの独占市場状態だったパソコンのOS。
オープン化の流れの一つとしてLinuxが出てきましたが、
企業の業務システムには受け入れられましたが、
個人には浸透しませんでした。

理由はいくつかあると思いますが、
やはりソフトの数がケタちがいだったからでしょう。

携帯電話の普及とともに、PCの役割は相対的に減少してきました。
その原動力となったのがスマホの登場でしょう。
日本ではiphoneの方が人気がありますが、
世界的にみたらAndroidの方が優勢。

これはAndroidのOSメーカーであるgoogleが、
無償で提供したからに他なりません。
端末メーカーからすると、
余計なOSライセンス料を取られないので、
必然的にAndroidを採用します。

その結果PCと同じような機能をもつスマホが
PCよりはるかに安価に販売されています。

マイクロソフト社もWindowsフォンを発表しましたが、
売れ行きはさっぱりのようです。
ライセンス料込の分どうしても高価になるからです。
これを受けて今回の決定になったのでしょう。

では、これでWindowsのシェアは増えるでしょうか?
実際には難しいと思います。
今回の決定は条件が同じになったにすぎません。

ユーザが求めるのは使い勝手である
ユーザインターフェースの良さです。
現在のスマホユーザはすでにAndroidとiphoneの
操作方法に慣れきっています。

従来のインターフェースを覆すほどの便利さか、
画期的なソフトが現れない限り
乗り換える動機がありません。

この点、PCソフトのユーザインターフェースで
醜悪ともいえる改悪を繰り重ねてきたマイクロソフト社。
とうてい期待できるとは思えません。

今回の決定で端末メーカーがどれだけ心を動かされるか、
今後のロードマップの充実と開発者へのサポートを
どれだけ厚くできるかがカギになるはずです。



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