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中国と台湾が直接対話ルートを確立 [国際関係]

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中国と台湾が初の担当閣僚会談を行い、
直接対話ルートを確立したそうです。

かつてお互いを罵り合っていた両国が、
積極的に歩み寄ろうとしています。

そもそも、中国は台湾を国家とは認めておらず、
自国の一地方であるという主張をしています。

それにも関わらず、国家並みの扱いをすることは、
矛盾しているように思います。

中国と台湾が今回直接対話に踏み切ったのは、
台湾海峡の安定が両国にとって利益になるからだと報じられています。

であれば、中国が譲歩したのではないでしょうか。

尖閣問題はじめ中国は日本やフィリピンなどと、
島の領有権問題を多く抱えています。
まずは台湾との関係を改善して、
反中国の動きにくさびを打ち込んだのではないでしょうか。

中国本土と台湾の間の台湾海峡の緊張は、
誰もが知っていること。

かつては、アメリカが台湾近海に空母を派遣して
中国を牽制したものです。
この緊張緩和を、中国は世界にアピールする狙いがあるように思います。

これを受けて、日本外交はどうするのでしょうか。
日本では台湾が世界一の親日国と広く信じられていますが、
そう単純ではないようです。

特に尖閣問題は日本・中国・台湾が領有権をめぐって
激しくやりあっています。
日本は漁業権で譲歩して台湾を味方にしようと思っていたようですが、
台湾からすると中国との関係改善の方が、はるかに大きな利益があります。


新たな外交戦略を日本は求められています。



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タグ:国際関係
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