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ビットコインの今後 [ビジネス系]

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ビットコインの話題がたびたびマスコミで報道されるようになりました。
詳しい仕組みは、新聞読んでもよくわかりませんが、
数年前詐欺事件になった円天を思い出させます。

ただ円天と違うのは、誰かが独占的に発行して
儲けているわけではないことです。
供給量は2100万枚に制限されているようなので、
価値を認める人が増えればそれだけ価値があがるということになります。

それでも、胡散臭さが消えないのは管理者が不在のせいでしょうか。
でも考えてみると、国家が発行している貨幣も、
1万円と書いてある紙切れ一枚が1万円の価値をもつものと交換できます。
これは、国家が無期限・無制限にこの交換行為を保証しているからでしょう。

したがって、国家への信頼がなくなれば、貨幣の価値が減少します。
キプロスやアルセンチンがいい例でしょう。

これとは別に、現在の日本でも国をあげて
2%の貨幣価値の減少を目指しています。
1年後の1万円札は現在の約9800円の価値にすることを
目標にしているのです。

もし、これが5年続いたら現在の9000円ちょっとの価値しかなくなります。
それでも人々が支持しているのは、
円という貨幣を信頼しているからでしょう。

そう考えると、ビットコインを人々が信頼すれば、
貨幣に代わる存在になりうるかもしれません。

でも、投機目的にはなりえても、
交換手段としてどこまで有効かという問題があります。

なにせ全世界で2100万枚しかありません。
1人1枚持っていても首都圏全体の人数に及ばない
程度しか流通できません。

これでは貨幣の代わりは到底無理。
希少価値を求める投機対象しかないでしょう。
ただの炭素の石ころでしかないダイヤモンドが、
世界中で高額で取引されているのも希少価値を認めているからでしょう。

ビットコインの希少性をどこに認めるか、
またどこまで人々が信頼することができるか、
これらが今後のビットコインの行く末を決めると思います。



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