キム・ヨナ、世界最高得点に迫る

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女子フィギュアスケートのキム・ヨナ選手（韓国）が、
韓国選手権で自身の持つ世界最高得点にせまる得点を出して
優勝したそうです。
オリンピックで優勝した後、休養していたそうですが、
さすがにここにきて完全復活。
浅田選手との対決が楽しみです。

ところで、日本選手の演技でもそうですが、
最高得点がどうのこうのといった内容が
大きく報道されています。
「歴代何位」とか「今季世界最高」といった具合に。

フィギュアスケートは採点競技なので、
審査員の主観に大きく左右されるはず。
ましてや、自国だけの大会であれば
多少得点にゲタをはかせるのもある意味当然だと思う。
あくまでも自国のチャンピオンを決める大会なのだから。
世界ランキングや五輪出場資格に得点の大小が
関係するのであればまだしも。

だから、別々の大会に出場した浅田選手や
キム・ヨナ選手の得点の比較に何の意味があるのかと思う。
もし得点の比較をするのであれば、
世界選手権やオリンピックなど、
すべての選手が目指す大会での比較にするべきでしょう。

キム・ヨナ選手がバンクーバーで出した得点を比較するのなら、
今年のソチ五輪での得点の比較のみ意味を持つと思う。
それでも、4年の間に得点の算出方法が変わったなら、
あまり意味をもたないようにも感じますが。

いずれにしろ前回大会と違って、
浅田選手とキム・ヨナ選手の二人に国を背負っているという
悲壮感があまりないのはとてもいいこと。
マスコミが報道する得点に神経質になることなく、
二人の対決を待ちたいと思います。

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