NHKBSプレミアム「独眼竜政宗」 今見ても豪華絢爛

スポンサードリンク

---

昔のNHK大河ドラマをNHKBSプレミアムで再放送しています。
2014年度は「独眼竜正宗」を放送しています（毎週土曜18:00～）。

「独眼竜政宗」は、1987年に放送された作品です。
主役は今や国際的なスターになった渡辺謙。
妻の愛姫役には桜田淳子が演じています。
今から思うと、その後の二人の軌跡は対照的なものになっています。
桜田さんに関しては、他人がとやかく言うことではないかもしれませんが。

さて「独眼竜政宗」、歴代大河ドラマでもトップクラスの人気を誇っています。
伊達政宗は秀吉・家康のように天下をとったわけではありませんでしたが、
戦国時代を生き抜き、徳川の世になっても重用された成功者ですから、
安心して見られるということもあるのだと思います。

また、とにかく俳優陣の豪華さに驚かされます。
主役級の俳優さんが端役ででているのも大河ならでは。
いくら当時がバブル景気とはいえ、
今の大河ドラマとは比較にならないレベルです。

特に、勝新太郎の秀吉はこれまでの太閤記の秀吉のイメージとは
まったく違う雰囲気で、権力を握った人間の業の深さなど、
勝新以外には演じることのできない内容だったと思います。
番組のハイライトともいえる政宗と対峙するシーン。
演技とはこうするものだという役者魂を感じます。

当時若手俳優の一人だった陣内孝則も
秀吉の甥の秀次役ででています。
当然勝新と一緒の場面で演じることになりますが、
当時は格で言えば横綱と幕下くらいの差があったはずで、
それこそ本物の秀吉の前で演じた気分になっていたのではないでしょうか。

そんな彼も60歳近く。今年の大河では宇喜多直家を演じています。
正直勝新ほどの威厳はありませんが、
いろんな役をこなすことのできる多才さは、「独眼竜政宗」から得たように思います。

番組はまだ始まったばかり。あと10か月ほどありますので、
バブル期を思い出しながら楽しみたいと思います。

---

スポンサードリンク

タグ：大河ドラマ 独眼竜政宗 渡辺謙 勝新太郎 陣内孝則