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サムスン低価格スマホに参入 究極の選択? [ビジネス系]

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サムスンがスマホ市場占有率低下を受け、事業戦略を変換、
低価格路線に向かうとの報道がされました。

やはりというか、ついにというか、
究極の選択をサムスンは行ったようです。
数年後、サムスンの業績はかなり厳しいものになると予想します。

現在、発展途上国を中心にスマオ市場はひろがりつつあるものの、
その多くは機能を絞った低価格機。
中国メーカーなどが主な主戦場としています。

この市場に参入するということは、経費も必然的に下げる必要に迫られます。
サムスンは高機能のスマホも継続して提供し続けるでしょうから、
同じ製造ラインで作れるとは思えません。

利益率の低い市場用にあらたな製造ラインの構築を行うことになります。
そうなると、数年後はこのラインは不良資産になる可能性が
極めて高くなると思います。
新規参入を狙う新興国のメーカーがさらなる低価格路線で
提供してくるはずだからです。

したがって、せっかく高機能スマホで稼いだ利益を、
低価格スマホが食いつぶすことになります。

どうして、こんな決断をしたのでしょうか。
おそらくスマホでの成功体験が、市場占有率低下に直面して
目の前の利益に固執することになったのでしょう。

せっかくブランドを築いたのですから、サムスンだけしかできない
オンリーワン路線をいくべきだったはずなのに。

それとももうスマホは、高機能・高価格では売れないと
判断したのでしょうか。
それであれば、IBMのPC事業のように事業ごと売却すべきだったのです。
今なら高く売れたはず。
その資金で利益率の高い新規事業に参入できたはずです。

スマホは急成長した製品であるが故に、多くの新規事業者が参入してきます。
先行者利益があってもわずかな期間しか得られない製品でしょう。
そのスマホで一時代を築いたサムスン。
果たして10年後まで現在の姿で生き残れるでしょうか。



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